新海宗慶

しんかい・そうけい

仏師。1846年に現在の山形県山形市に生まれる。本名は惣松または宗松。近代彫刻家である新海竹太郎の父として知られる。絵師である黒木惣介の三男で、若い頃から仏像製作を学んでいたことから、仏壇製作を営んでいた新海岩吉の娘サダの婿として、新海家に入る。以降新海家の仕事は、仏壇製作の中でも仏像や彫刻が中心となる。明治時代になってからは左沢の仏師である林家(二代目文作か)にも学んで技術を高め、宗慶と名乗るようになる。山形市やその周辺地域を中心に活動し、1876~1899年の白鷹町・塩田行屋の群像、1885年の山形市・法来寺の十大弟子などの造像が知られる。1899年に没する。

参加会場:山形美術館2階(展示)

新海宗慶《如意輪観音菩薩坐像》1877年 塩田行屋
新海宗慶《如意輪観音菩薩坐像》1877年 塩田行屋
協賛募集